情熱大陸にエクモ(ECMO)のスペシャリスト、小倉崇以(おぐらたかゆき)救命救急医が登場します。
小倉たかゆき医師の出身高校や大学と経歴・年収、また結婚はして子供はいるのか、など調べてみました。
出版されている小倉崇以先生の著書もご紹介します。
小倉崇以医師の年齢や出身高校や大学などプロフィール
1月24日(日)『情熱大陸』
救命救急医/小倉崇似
コロナ重症患者の最後の砦
1人でも多くの命を、救うー。#情熱大陸 #mbs #tbs #ECMO pic.twitter.com/w85FgBbush— 情熱大陸 (@jounetsu) January 21, 2021
名前: 小倉崇以(おぐら たかゆき)
生年月日:1983年生まれ
年齢: 37歳
出身地: 栃木県宇都宮市
出身高校:栃木県立宇都宮高校
出身大学:東京慈恵会医科大学
1983年生まれの小倉医師、今年2021年で38歳になります。
出身高校である栃木県立宇都宮高校(通称:宇高)は現在、偏差値が72!
偏差値72は栃木県でトップで、県立としては珍しい男子校の進学校です。
昨年2020年には東大に11名の合格者を出しています。
進学した大学は私立の東京慈恵会医科大学で、偏差値が70です。
大学では水泳部に所属し、体脂肪6.8%の素晴らしい身体を維持し続けたというスポーツマンでもあります。
文武両道とはこのことですね!
小倉崇以(たかゆき)さんの経歴
東京慈英会医科大学 医学部医学科を卒業した小倉崇以さん。
大学卒業後1年目、済生会宇都宮病院で初期臨床研修医として働き始めます。
研修医生活1年目で救急科で蘇生や生命維持・全身管理について学んだことをきっかけに救急医を志したそうです。
またこの時、劇的な救命を体験したことでICU系の救急医となることを決心します。
※ICU(集中治療室:Intensive Care Unit)
大学卒業後3年目、前橋赤十字病院 高度救急救命センター 集中治療科・救急科に後期臨床研修医として赴任。
前橋赤十字病院をなぜ選択したのかというと、ICU専門医と救急科専門医の双方を取得できるからだったそうです。
またこの時からERやドクターヘリの勉強もしており、大学卒業後5年目には正規フライトドクターとしてもデビューしています。
※ER(救急救命室:Emergeny Room)
救急室・救急外来を意味し、初期治療を行う部屋のこと。
救急医(ER専門医)によって全ての科の診断・初期治療を行い、必要があれば各専門科にコンサルトをするというシステムのことで、様々な救急病態に対応しています。
大学卒業後4年目、外傷蘇生の臨床研究が認められAHAにて若手研究者賞を受賞。
※AHA(アメリカ心臓協会:American Heart Association)
大学卒業後6年目、後期研修医を終えて前橋赤十字病院 高度救命救急センター集中治療科・救急科の医員になります。
そしてこの年、『救急科専門医』を取得しています。
2015年、大学卒業後7年目、『集中治療専門医』を取得。また、エクモ(ECMO:体外式幕型人工肺)を学ぶために英国留学も果たしています。
イギリス【英国ケンブリッジ大学:Cambridge University Health Partner, Papworth Hospital】のECMOセンターに留学。
2016年、大学卒業後8年目、1年間のイギリス留学から帰国し、エクモの専門家として働くため『呼吸療法専門医』を取得。
2017年、大学卒業後9年目、前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科の副部長に就任。
その他に自治医科大学 救急医学講座の非常勤講師、日本外傷学会の評議員、『日本外傷学会傷専門医』・『日本熱傷学会熱傷専門医』取得。
2018年、大学卒業後10年目、WHO(世界保健機関)の仕事を受け、再び世界に飛び出します。
2019年、地元である栃木県宇都宮に戻り、済生会宇都宮病院の救命救急センターの副センター長に就任。
2020年、36歳で済生会宇都宮病院 救急・集中治療科 栃木県救命救急センターのセンター長に就任。
ECMOnet(エクモネット)の統括エクモコーディネーター、VR制作プロジェクトリーダーに就任。
栃木県コロナ対策本部、緊急搬送コーディネーターも務めています。
※ECMOnetとはエクモ治療を提供する有志の集まり
小倉崇以先生は救命救急センターとECMOセンターの双方を同時運営し、日本のECMOを先駆的にリードしています。
周りのお医者様もビックリの大出世なのではないでしょうか。
36歳の若さで救命救急センター長に就任するのは日本最年少の快挙なのだそうですよ。
で、卒後10年未満でAHAやWHOにも呼ばれるって・・
その凄さについてよくわかっていない私でも、、とんでもなく輝かしい経歴なのだろうと推測できますね。
学業も医師としての研究も、行動力も情熱も・・、全てを兼ね備えた救命救急医のエースですね。
勤務されている済生会宇都宮病院のホームページには、数え切れないほど、小倉崇以先生の専門医療・専門医認定についての紹介が掲載されています。
小倉たかゆき先生は結婚してる?嫁(奥さん)や子供は?
エクモ治療の第一人者である小倉崇以医師はご結婚されているのでしょうか。
テレビで拝見するとカッコイイですし、女性が寄って群がってくること間違いないと思いますが・・
今年で38歳になる小倉先生、、
やはり・・結婚されています!
エクモ留学をしていた2015年~2016年。
帰国後の2016年に結婚され、お子様も誕生しているようです。
また、2018年には2人目の子どもが生まれています。
小倉崇以先生は現在、4人家族のようですね。
小倉崇以救命救急医の年収は?
まず、救命救急医の平均年収を調べる為、医者の転職サイトを確認してみました。
救命救急医は激務で、医師が不足している医療機関も多いようで、年収は他の科の医師に比べると高く設定されているようです。
<救命救急医の求人情報>
年収 2,001万円以上 39%
年収 1,401万円~1,600万円 29%
年収 1,000万円以下 0%
引用:M-STAGE Agent
医療スキルや経験により年収の幅は大きくなっていますが、エクモ専門医でもある小倉崇以先生ならばトップの2,000万以上の年収があるのではないでしょうか。
次に、済生会宇都宮病院の医師募集のご案内を確認してみました。
済生会宇都宮病院の各科の医師の募集を見てみると、、
↓↓
<医師免許取得7年目の医師>
初年度年収 約1,150万円(各種手当別)
2年目年収 約1,300万円(各種手当別)
<医師免許取得12年目の医師>
初年度年収 約1,300万円(各種手当別)
2年目年収 約1,400万円(各種手当別)
引用:済生会宇都宮病院HP 職員募集のご案内
各種手当を含めると、どんなことになるのでしょうか。
お医者様はやはり高給取りですね。
「大学病院の医者はそんなにもらってないよ~」とか聞いたことがあるんですけど、、謙遜だったんだ!と思いました。
小倉崇以先生は済生会宇都宮病院の救急・集中治療科のセンター長であり、重症熱傷センター長でもあり、主任診療科長代理という肩書もあります。
単なる医員ではありません。
医療機器が収納され、医師や看護師・救命救急士らが同乗して、病院に到着するまでの間に車両内で手術も可能な、”動くICU”ことドクターカー。
その中でも、人工心肺装置”ECMO”を備えるドクターカーのことを『エクモカー』とも呼ぶそうですが、エクモカーの運行は済生会宇都宮病院が全国初だったそうです。
エクモカーには小倉たかゆき医師が同乗され、専門的な治療を施していることと思います。
そんな小倉先生ですから済生会宇都宮病院からいただく手当の収入だけでも凄い金額だと思います。
昨年2020年からはテレビ出演も増えていますし、また書籍も出版されていますので、ゆうに年収は2000万円を超えているのではないでしょうか。
小倉崇以先生の著書
小倉たかゆき先生の書籍をご紹介します。
● やさしくわかるECMOの基本
ECMO管理を親しみやすい対話形式で基礎からやさしく解説。
これからエクモを学び始めたい医師やメディカルスタッフにおすすめの一冊です。
↓↓
やさしくわかるECMOの基本〜患者に優しい心臓ECMO、呼吸ECMO、E-CPRの考え方教えます!
● ICUから始める離床の基本
ICUで離床を始めたい医師やメディカルスタッフ必見!
患者の社会復帰を目指した早期離床プロトコール、離床を行うためのしくみ作りから実践的スキルまで大公開されています。
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コロナ禍の厳しい状況は続いていますが、小倉崇以先生、お身体に気を付けて、コロナ感染の重症患者の命を救ってください。
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