中学受験を目指す場合の幼少期・幼児期の過ごし方や取組むべきことを、おすすめの玩具や書籍、問題集と合わせてお伝えします。
我が子2人の中学受験と、幼児教室の先生としての経験から見えてきた「入塾するまでにやっておくこと」を年齢ごとに紹介していきたいと思います。
御三家に合格させたい!
と、そこまではいかなくても、中堅校には合格を、、、と親としては思いますよね。
子どもを希望の中学校に導く為の親の役割について、お伝えします。
幼少期から中学受験への準備は必要か?
私には3人の子どもがいますが、2人の受験を経験しましたので(あと1人は、またこれからです)、これまでに感じた親の役割・親が出来ることについて、なるべく簡潔に書きますね。
いざ中学受験を始めるぞ!と4年生になって塾の扉をたたいた時、「ウソ~、こんなに周りは進んでいるのか!?」とビックリしないよう、小さい頃から準備を積み上げておく必要がある!ということをまずはお伝えします。
塾の選び方、塾選びのポイントについてはこちらの記事を参考にしてください。↓↓

私は元々、中学受験は全く意識していませんでしたが、入った幼稚園にいわゆる教育ママが多く、その影響からの流れで受験に突入してしまいました。
そして、ほとんど準備もしないで挑むことになった中学受験勉強でやはり壁にぶつかることになりました。
トップクラスのお子様になかなか追いつけないのです。
トップの中学校に合格をしたお子さまは小さい頃から家庭保育園の教材をやっていたり、七田チャイルドアカデミー(七田式)やベビーパーク・公文などの幼児教室に通っていたり。
小学1年生からはサピックスなど塾やZ会の通信教育をやっていたり、自宅で最レベ問題集などを親としっかりやっていたりなど、、
着実に受験に向けた準備をしてきたお子様が殆どです。
「うちは全然、何もやってないよ~」と言っていても、、ちゃんとやっていると思いますよ。(笑)
幼児教育はとても大切だと私は思います。
私のお友達のお子さんにも御三家合格者が何人かいます。
妊婦の時から一緒に過ごしてきたお友達のお子さんは開成中学校にも灘中学校にも合格しました。
幼稚園時代のお友達の中には麻布中学校や桜蔭中学校に通っているお子さんもいらっしゃいます。
幼稚園のお友達はたくさんの習い事をしていて、年中の頃には小学2~3年生くらいの公文をやっていたように思います。図鑑を見ることとレゴが大好きなお子さんで入塾までの準備がしっかりできていました。
でも、灘中学校に入ったお子様は小さい時から何もやっていなかったように見えていたのに、サピックスのトップクラスから灘に合格しました!
難関中学までの道のり、、何をやっておけば合格を勝ち取れるのでしょう。。
幼少期に必要だと感じたこと・入塾までに必要な準備についてご紹介していきたいと思います。
入塾までの幼少期に育みたい能力・スキルとは
- 自己肯定感
- 好奇心、興味
- 言語能力、運動能力
- 身体能力、体力
- 想像力、イメージ力
- 読み書き計算の基礎学力
- 思考力
- 読解力
- 幅広い経験と知識
これらの能力をいつ育てて、どうやって身に付けていけば良いのでしょうか。
まずおススメの書籍をご紹介します。
● シリコンバレー式 世界一の子育て↓↓
こちら、あの元政治家である宮崎謙介さんの嫁、宮崎恵美さんもTVでおすすめされていましたが、「子どもの才能を120%伸ばすために親ができること」をわかりやすく、実践できるように書かれています。
幼児を子育て中の方にはまさに必要なアドバイスが満載で、とても良いと思いますよ。
↓↓
自分の才能を伸ばし、国際社会で羽ばたける子を育てる実践法を提唱しています。
中学受験に繋がる0歳~3歳児への関わり方・遊び
0歳~3歳の幼児に必要なものを一言でいうと「愛情」です。
3歳までに脳の70~80%が出来上がると言われています。
ほぼ大人同様の脳の機能が3歳までに出来上がるのですね。
この時期は愛情と刺激をたっぷりと与えてあげることがとても大切です。
自己肯定感を愛と信頼で育む!
親と子の間で愛着と信頼を育てることは子どもの全ての成長と学びを支える土台となり、それが子どもの自己肯定感を育みます。
自己肯定感とは、自分のそのままを認め受け入れて、自分は大切な存在だと肯定する感覚です。
自己肯定感が高いお子さんは自分を尊重し、他者も周りも尊重でき、そして安心して何事にも意欲的に、前に進む力を持っています。
好奇心・興味を育てる!
0歳~3歳くらいの子どもは何でも興味がありますよね。
それがやがては学習意欲や向上心の原動力となっていきますので、3歳くらいまでは周りに迷惑がかからない範囲で自由に何でもやらせてあげて本能的な行動・欲求を満たしてあげるようにしましょう。
親が注意することは、否定語はなるべく使わないこと!そして楽しい雰囲気や興味を持つよう誘導していくことです。
この働きかけは3歳までが特に重要で、理解・思考・記憶といった脳の機能を十分に働かせるポイントになりますよ。
言語能力・運動能力を高めよう!
子どもの発達において知能を育てる為に1番大切なことは言葉を育てることです。
また幼児期の運動能力の発達は知能の発達と比例すると言われています。
0歳~3歳は大脳の「言語野」「聴覚野」「運動野」の回路をしっかり育てあげる重要な時期なのです。
言葉を育てるには、赤ちゃんや子供の目を見て毎日語り掛けることです。
テレビはなるべくつけないようにして語り掛けましょう。
お子様のいる部屋ではTVをつける時間が少ない方が言葉が早く育つという結果がでていますよ。
また、真っ白で殺風景な部屋で色の刺激を与えず育った赤ちゃんは脳の発達が遅れると言われています。
知能の発達を促すためには部屋の配色に気を配ったり、美しい自然の景色をたくさん見せてあげることも大切です。
具体的な遊びとしては、手指を使っておはじきをつまんだり、穴に糸を通したり、積み木遊びをしたりなど、子供が興味をもつ遊びをどんどんやっていきましょう。
そして顔を見て笑顔で語り掛けること。
ハイハイ遊びもいいですね。
木によじ登ったりボールを投げたり蹴ったり、色々な場所に連れ出して体を動かして一緒に遊びましょう。
愛情いっぱいの温かく優しい笑顔で、楽しく五感を刺激しましょう!
そして、たくさんの言葉がけをすることが知能の高い子どもへと成長させますよ。
● 公文 NEWたんぐらむ
↓↓
これは、うちの子ども達3人とも使いました!
7つの形の違う木製ピースを組み合わせて、色々な形を作ります。20枚のガイドボードにはめて図形を完成させたり、慣れてきたら原寸大のシルエットの上にピースを置いたり、自分で好きな形をつくったりして、発展的に遊ぶことが出来ますよ。
|
● エドインター 脳活キューブ
↓↓
キューブを自由に組み合わせて模様を合わせたり、キューブを自由に積み上げたりして遊ぶことができます。平面作例が140種類、立体作例が10種類のテキストブックも付いていますよ。
想像力と集中力、さらには思考力を養うことがます。
「たんぐらむ」同様、長~く使うことが出来ると思います。
|
良いおもちゃ、知育玩具はたくさんありますが、0歳~3歳までの遊びにはお母さんの工夫で色々なおもちゃが手作りできると思います。
知育玩具を与えて終わりというよりは一緒に遊びに付き合ってあげて、お金をかけるより愛情をたくさん注ぐことの方が大切な時期ですね!
フラッシュカードは逆効果?
ちなみに『フラッシュカード』という、幼児教室によくある教材はご存知でしょうか。
フラッシュカードとは1枚1秒弱のスピードで見せていくカードであり、またその方法のことをいいます。
このフラッシュカードについては賛否両論あり否定的な意見があることも耳にしますが、私は出来ればやってあげた方が良いと思っています。
フラッシュカードは言葉を覚えさせるために行うわけではありません。
脳のシナプス回路を爆発的に増やすために有効だとドーマン博士の著書にはあります。
● ドーマン博士のドッツカード(フラッシュカード)・書籍「赤ちゃんに算数をどう教えるか」・使い方の解説DVDがセットになった品(中古品)です。
↓↓
ドッツカードだけを手に入れたとしてもやり方がわかりづらいと思いますので、このセットはいいですね。
私も持っています!が、物凄い内容量なので全部はやりこなせませんでしたね・・(笑)
|
※ドーマン博士は脳障害を持つ子供の脳の発達を研究し、治らないと考えられていた脳障害児にフラッシュカードを見せることで脳神経の編成が止まっていた子どものシナプス成長の再開に成功しました。
そして、脳障害児に効果があったこのフラッシュカードを健常児に見せた場合には脳神経の発達スピードを考えられていた以上に高めることが出来た、と発表しています。
小さいうちにフラッシュカードを見せると自己制御力が低く思考力が育たない、など弊害についても言われていますが、私はそんなふうには思いません。。
0歳児の赤ちゃんの頃からフラッシュカードを見せてきて、今は小学生となっている子ども達を見ていますが、むしろ、大変良く出来るお子さんへと成長していますよ。
また、私の3番目の子どもだけは1歳前後からフラッシュカードを見せてきました。
週1回ほどですけど。
今、小学生になっていますが、今のところ、なにか弊害を感じることはないです。(笑)
そして他にも色々なドーマン博士の書籍がありますので、いくつかご紹介します。
● 赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか
↓↓
ハイハイや鉄棒にぶら下がるなど運動能力を楽しく引き出す為に何をしたらいいのかを具体的に写真やイラストを使って解説しています。
生まれたばかりの赤ちゃんをハイハイに導く方法が詳しく乗っていましたよ。簡単に取り組める内容も多く為になりました。
|
● 赤ちゃんの知性を何倍にもするには
↓↓
こちらは知的成長と発達に関わる、「読むこと」・「算数」・「百科事典的知識」の3分野を1冊にまとめたものです。赤ちゃんの驚くべき可能性と、赤ちゃんに学ばせることの大切さを教えてくれる本ですよ。
|
フラッシュカードに使用するカードはお母さんが手作りしても良いですし、少し小さめではありますが公文の言葉カードなどを使うと簡単便利でいいですね。
● ひらがなことばカード1集
↓↓
こちらは小さなおこさまの身の回りにある親しみやすい言葉を中心に40語収録されています。
表には平仮名言葉があらわすイメージのイラストが、裏にはひらがなことばが掲載されており、フラッシュカードとしてすぐに使えます。
|
公文のカードは他にも色々な種類があります。
いくつか取り揃えて、出来れば週3回くらいやってあげるといいですよ。
フラッシュカードは目と耳から刺激を与えるために行うものですが、子どもはすぐにカードの内容を覚えていきます。
そんな子供たちを目の当たりにすると、子どもって凄いな~と思いますね。
ただ、フラッシュカードはあくまでもプラスαの取り組みと考えてくださいね。
愛情と刺激を楽しい!面白い!という状態でたくさん与えてあげることを0歳~3歳の間は大切にしましょう。
0歳~3歳(乳幼児)おすすめの習い事
もしも習い事をするならば、乳幼児から見て頂ける七田チャイルドアカデミーやベビーパークなどが良いと思います。
お母さんが家でしっかり出来るならば家庭保育園のセット購入も良いと思います。
教材を活用できるならば、ですが。(笑)
中学受験に向けた4歳~6歳児(幼稚園児)の準備
3歳までの間に母子の愛着と信頼をベースに色々な刺激を受けて『A10神経群』が良く発達すると、4歳~6歳頃には自我尊厳の欲求があらわれ始めます。
それを十分に満たすことで前頭前野が育ち、様々な感情をポジティブにコントロールする能力を育てていきます。
6歳までに脳は80~90%完成すると言われていますよ。
4歳~6歳くらいからは興味を持つ習い事を始めるのもいいですね。
ちなみに東大生の習い事ベスト3は、、、
- スイミング(水泳)
- ピアノ
- 英会話
身体能力を養い、体力を培って学力を向上させよう
乳幼児期の神経系の発達は著しく、運動神経を育むためには小さい頃からの運動の経験がとても大切です。
脳の約90%が完成すると言われる6歳ころまでが最も大切な「脳の黄金期」です。
幼稚園の遊具や公園遊びの中で、ジャングルジムに登ったりくぐったり、鉄棒にぶら下がったり、くるくる回ったり。お友達と追いかけっこをしたり、ジャンプしたり。ボールを投げたり蹴ったり・・・
ベースとなる運動神経の回路を沢山つくるよう意識して取り組みましょう。
世界の脳科学知見をまとめた「一流の頭脳」の著者、アンダース・ハンセン氏は「机に座って問題を解かせるだけでは、子どもの学力は決して上がらない」と唱えています。
身体活動こそが学力を驚異的に伸ばす要因であることがわかってきているそうですよ。
● 一流の頭脳
↓↓
科学が実証した方法で、IQ・集中力・記憶力・創造性・抗疲労力など、あらゆる能力を伸ばす最新データ・極秘リサーチが満載です。実践型の情報が余すことなく詰まった1冊ですよ。
|
集中力を維持し、難易度の高い勉強を長時間し続けることが必要となる中学受験には体力はかかせませんね。
幼少期から意識して、養っていきましょう!
想像力・イメージ力を鍛え夢を現実にしよう
イメージトレーニング、こちらも幼児教室などでやりますね。。
まず想像力やイメージする力を養うことで、中学受験で必要な読解力が高まります。
場面や情景を思い浮かべたり他者の気持ちを汲み取る、共感する力も育むことができるので、生きて行く上での力にもなると思います。
自分がなりたいイメージ・成功のイメージを想像することは、潜在意識に働きかけ無限の力でそのイメージに近づくことができるといわれています。
想像力は読書で鍛えることができます。
イメージ力の鍛え方は、目の前のものフルーツでも何でもいいので、それを見て、目を閉じて瞼の裏にフルーツのイメージを思い描く。
また短い文章を読み、目を閉じてその状況をイメージする、などで想像力やイメージ力を鍛えていくことが出来ます。
相対性理論でノーベル物理学賞を受賞したアルベルト・アインシュタイン氏の有名な名言がありますね。
「想像力は知識よりも大切である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。」
読み書き計算の基礎学力の土台をつくる!
読み書き計算の基礎学力はこれから学ぶ学習の土台になります。
4歳~6歳の頃から徐々にスタートして、小学校に上がった時にすぐに中学受験用の問題に取り組めるよう準備しておく必要があります。
ただし、嫌がる子供に無理矢理やらせても頭に入っていきません。
遊びの中で、楽しみながら出来ることが一番望ましいです。
だからあまりに難しいことから始めないで、小さなステップを刻みながらクリアできるよう工夫が大切ですね。
乳幼児期からたくさんの本を読んで、文字や表現に慣れさせておくこと。
そして、簡単なプリントからスタートして自然と読み書きができるようしていきましょう。
小学校に上がるまでには平仮名50音は書けるように、そして数は10の固まりを作れるようにしておくといいですね。
計算は繰り上がりの足し算・引き算が出来ればスムーズです。
● 七田式 七田プリントA
↓↓
七田プリントはちえ・もじ・かずのセットでそれぞれ12冊セット、このセットで36冊のテキストが入っています。1日3枚、15分の取り組みでOK!その後の学習を大きく左右しますよ。
七田プリントAは2歳~年少さんから始めることができます。
その他にも七田プリントB、七田プリントC、七田プリントDなどがあります。
|
理想的な取り組み時期は、プリントAが2歳~、プリントBが年少~、プリントCが年中~、プリントDが年長~。全てをやり終えて小学校に上がることが出来たなら、とても順調だと言えると思います。
4歳~6歳(幼児)おすすめの習い事
習い事は、、上記の東大生の習い事ベスト3である、スイミング・ピアノ・英会話ももちろん素晴らしいと思いますが、国語(読み書き)を伸ばすなら公文、算数(計算)を伸ばすならソロバン、運動ならばサッカーを私ならおすすめします。
でも、知能アップにどれか1つと言われたら・・・ピアノかな。
または七田かベビーパークか。。(笑)
ピアノは手指で鍵盤をたたき、足でペダルをふみ、目で譜面を見て、耳で音を聞いて演奏しています。色々なことを一気にやるわけで、脳はフル活動ですよね。
前に「ホンマでっか!?TV」でご活躍の脳科学者、澤口俊之先生が言っていました。どれか1つ、脳の発達の為に習い事をするなら、それはピアノだと。
ちなみに、、
うちの子ども達が経験した習い事をご紹介しますね。
私の子どもは3人いますがそれぞれ習い事はバラバラです。
それぞれのやりたいことを含め、私が気になる教室にも通わせました。
3人の子どもが経験した習い事は、合わせて・・・
- 英会話
- 七田チャイルドアカデミー
- ベビーパーク
- 公文(英語・算数・国語)
- ソロバン
- ピアノ
- クラシックバレエ
- サッカー
- 体操
- 習字
ですね。(笑)
色々やってきたものです。
今も継続中の習い事もありますよ。
★ そろばんの効果についてはこちら。↓↓

中学受験を目指す7歳~9歳児(小学低学年)への教育

中学受験用問題集(最レベ・トップクラス・ハイレベ)
小学生になると、これまでの遊び中心の学習からぐっと中学受験用の勉強に近づきますね。
でも、何でも興味を持ってチャレンジする力やポジティブな考え方、体力や学習習慣などがしっかりと身に付いていれば、小学校に上がったからといっていきなり難しくなることはありません。
脳は12歳までにほぼ100%完成するそうです。
思考力(算数脳)を高めて図形問題を得意に!
思考力とは簡単に言うと「考える力」のことで、大きく分けると2つに分けることができます。
- 多面的思考:多角的に考える力
- 論理的思考:論理的に考える力
まとめると、思考力とは物事を多角的に考え、結論までの道筋を論理的に考える力、です。
幼児期から小学校低学年の間に思考力を鍛え、中学受験でも困らない本当の「算数脳」を作ることが重要です。
この時期に積み木や図形パズル・立体パズルやレゴなどで遊びながら空間認識能力を養うことで、思考力(算数脳)を高めることが出来ます。
そうすると、見取り図から立体をイメージしたり、立体の展開図や断面図を頭の中で描いたりすることが得意になっていきます。
算数が得意だと中学受験が有利になりますので、7歳~9歳の時期は思考力(算数脳)を養う遊びやプリントなどをやっていくと良いと思います。
● はじめてなぞぺ~
↓↓
有名な学習教室「花まる学習会」の代表が著者です。読み聞かせながら、親子で算数脳パズルにチャレンジできます。こちらは幼稚園児から使えますね。
|
● きらめき算数脳
↓↓
サピックスですすめられて、入塾後に全シリーズを購入した記憶があります。ゲーム感覚で進めることができ、かつ思考力もつきそうな面白い問題がおさめられていますよ。
こちらは小学1・2年生用になりますが、3・4年生用もあります。
|
● 賢くなるパズル1 基礎編
↓↓
中学受験を目指す親から絶大な支持を得ている宮本算数教室のドリルです。計算力と思考力と集中力がつく!と評判ですよ。
こちらも購入しましたが、パズルのように面白いので「きらめき算数脳」と同様アッという間に受験生の上の子ではなく、幼稚園児の下の子がやってしまいました。
|
読解力をつけて難関中学の長文読解に対応する!
読解力は非常に大切で、全ての科目において読解力があるかないかで点数が違ってきます。読解力がないと問題の意味自体がわからない、という状態に陥るのです。
小学校1年生くらいから、そういう事態が起こりますね。
例えば算数の問題で、足し算は出来るのに、文章問題になるとそれが足すのか引くのかわからなくなるお子さんがとても多いです。
「読解力」とは読んで字のごとく、「文章を読んでその内容を理解する力」のことです。
文章を読んで理解するには、”語彙力”必要不可欠です。
言葉を知らないと意味がわからないのは当たり前です。
文章を理解することも、文章を作ることも出来ませんね。
そこでおすすめな書籍がこちらです。
● 語彙力アップ1300 1小学校基礎レベル
↓↓
語彙力をつけると言葉の使い方を理解することが出来ますので、読書も楽しく、作文も上手になり、算数の文章題もよくわかるようになります。
こちらは「2.中学入試完全レベル」と、「3.分野別・総まとめ編」とあります。1日1枚ずつ行えば1300の語彙が約3ヶ月で身に付けられるように作られています。
元サピックスの先生おススメの本で、うちは入試まで時間がなかったので、慌てて「2.中学入試完全レベル」を購入して、子どもにやらせてみましたが、、もっと早くから、基礎レベルからやりたかったな・・と思いました。
|
そしてもう1つ。
「語彙力」をつけると同時に、文章を要約する力も必要になります。
要約する力(要約力)とは文章の要点をつかみ、それをわかりやすくまとめる力のことです。
語彙力がつけば要約もだんだんと出来てきますが、とにかく本を読むことが1番だと思います。そして、本を読んだ後は、一言でまとめるところからやっていきましょう。
○○で、悲しい内容だった。
○○をする、楽しい話だった。
国語が苦手なお子さんは、この感想すらずれていたりします・・・
うちの子の話です、、(涙)
でも、国語が大の苦手でどうしたものかと心配していましたが、最後の最後は国語がグンッと上がって得点源となってくれました。
小学校低学年のうちから取り組めば、間違いなく語彙力がつき読解力も上がってきますので、国語が苦手なお子さんにはやってあげると良いと思います。
幅広い経験と興味から知識を増やそう
何でも興味を持つこと、そして経験はとても大切です。
そこから知識を持ち高めていくことが出来るからです。
この時期は積極的に、色々な場所に足を運んで実際に目で見て手で触れて心で感じるような楽しい体験をいっぱいさせてあげることをお勧めします。
中学受験の理科や社会はとんでもなく幅広い知識が求められます。
楽しかった体験は記憶に残り、いざ中学受験の為の勉強がスタートした時にとても役に立ちます。
テキストの内容と実体験が結びついて、頭にスッと入りやすいのです。
家族でキャンプに行って虫や草花・星空を観察したり、旅行先ではその土地の特産物を頂いたり、地図を片手に県庁所在地を調べたり神社をめぐったり。
家族で色々な場所を探索するのも楽しいですね。
歴史博物館や美術館に行くのもおすすめです。
7歳~9歳(小学生低学年)おすすめの習い事
色々なことを習わせたいし、経験させたいし、お友達とも遊ばせたいし・・・
そして4年生から塾に行かせることも考えると、、習い事を厳選しないといけなくなってきますね。
大きいカテゴリーでいうと、勉強系の習い事・音楽や芸術系の習い事・スポーツ系の習い事とそれぞれ1つずつくらいを低学年のうちは習わせたいですね。
私が子供に習わせて良かったと思うのは、、、
難しい選択ですね。どれもこれも良いところがあるし、子どもの興味もあるので・・・
これからが楽しみだなと思うのは、一番下の子が通う七田チャイルドアカデミーの取り組みが中学受験にどう活きてくるかが気になりますね。
速読や速聴などの取り組みが、理科や社会の暗記問題にどれだけ対応できるのか・・・(笑)
あと、ソロバンもこれからが楽しみです。
ただ計算が速いだけじゃ難関中学の問題には歯が立たないのですけど、ソロバンは右脳も鍛える!とのことなので、ソロバンの付加価値?にも期待しています。
中学受験におすすめの問題集(小学1年生~)
【最レベ問題集 <奨学社>】
中学受験を目指すお子さまが使う、ちまたで有名な問題集です。
小学1年生~3年生まで、国語と算数があります。
良問が揃っていて、言葉・文法・読解までカバーされています。読解は物語文の他に詩や手紙・日記も取り上げられておりバランスがいい問題集です。
● 最レベ問題集 小学1年生のこくご
↓↓
小学1年生だからといっても平仮名を1からやるわけではありません。すでに平仮名は全て覚えた状態から取り組みます。
|
● 最レベ問題集 算数2年生
↓↓
良問が揃っています。
標準レベル・ハイレベル・最高レベルと3段階にわかれて構成されており、それぞれ10分・15分・20分で解くように時間が定められ100点満点で得点をつけることができるようになっています。
また小単元ごとに10分設定の復習テストもあります。
最高レベルはひねった問題で難問ですが、解けた時は達成感があります。親が側で一緒に見てあげないとなかなか進まないかもしれませんが・・・、この問題集で鍛えていると塾に入ってすぐに良い位置にいけると思います。
|
【トップクラス問題集<文理>】
私立小学校の副教材となっていることが多く、こちらも良問、そして難問です。
小学1年生~4年生まで、国語と算数があります。また、それぞ徹底理解編と普通のトップクラス問題集の2パターンがあります。
算数は水色表紙のトップクラス徹底理解編と紺色表紙のトップクラス問題集がありますが、水色表紙の徹底理解編の方が紺色表紙よりもやさしい問題集となっています。
国語はピンク表紙のトップクラス徹底理解編とえんじ色のトップクラス問題集があり、ピンク表紙の徹底理解編の方がえんじ色表紙よりもやさしい問題集となっています。
私立小学校では簡単な方の徹底理解編を副教材として使っている学校が多いようですが、通常のトップクラス問題集を副教材にしている学校もあります。
最初は徹底理解編からスタートするのが良いですね。余裕があればトップクラス問題集や最レベ問題集に進んで行くと良いのではないでしょうか。
● トップクラス問題集 さんすうの1年生 徹底理解編
↓↓
少しだけ簡単になっています。
|
● トップクラス問題集 さんすう1年生
↓↓
徹底理解編よりも少し難しく、問題量も多いです。
|
● トップクラス問題集 3年生の国語、徹底理解編
↓↓
|
●こちらは3年生の国語、通常のトップクラス問題集です。表紙がえんじ色になります。
↓↓
|
【ハイレベ100 問題集<奨学社>】
最レベ問題集に加えて、ハイレベ100でさらに問題を追加すると良いと思います。
ハイレベ100は算数・国語・漢字・読解力の問題集がそれぞれ小学1年生~3年生まで用意されていますよ。
私は上記にあげました「最レベ国語問題集」や「国語のトップクラス問題集」だけでは漢字の反復練習が少なく感じましたので「ハイレベ100漢字」を追加して、同時にやらせました。
● ハイレベ100 小学2年かん字
↓↓
こちらの問題集はひたすら漢字を反復練習します。
最レベ問題集やトップクラス問題集を難しく感じていた我が子はこちらの方がやりやすかったのか、どんどんすすんでやってくれました。
|
ちなみに、うちの場合は最レベ問題集もトップクラス問題集もハイレベ100も購入しました。が、全部できたのはハイレベ100漢字だけ・・・
きっちりやるべきでした。。
これらの問題集をしっかりこなしていれば、塾に行っていなくても、全国統一小学生テストなどでかなり良い点をとれるようです。
自宅学習でしばらく頑張ろうと思われている方におすすめします。
まとめ
賢い子に育てる為の幼少期の過ごし方、中学受験にむけた乳幼児からの取り組みについて、私の経験から感じたことをお伝えしました。
目標は小学受験か、中学受験か、高校か大学か・・・それぞれではありますが、なるべく賢くなるように、勉強だけじゃなく心を育てることも念頭に置いて、0歳~9歳(小学3年生)の入塾までにやっておいた方が良いと思う事を書いてみましたよ。
受験においてこれをやれば絶対合格できる!や、これをやらないと絶対無理!というものはないので、お子さんの成長に合わせて、参考になるポイントがあれば取り入れて頂ければ幸いです。
入塾を検討されている方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。↓↓
市進学院とサピックスの比較を中心に、塾の選び方、決め手となるポイントについてご紹介しています。

コメント