「情熱大陸」に登場するアイヌの木彫家、貝澤徹さんの年齢や経歴、作品についてご紹介します。
貝沢徹さんの作品を見学・購入できるお店(アトリエ)の場所や商品の値段、また通信販売についても調べました。
工房には漫画『ゴールデンカムイ』ファンには必見のものも置いてあるそうですよ。
貝澤徹さんの年齢や出身地などプロフィール
5月31日 23:00~『情熱大陸』木彫家/貝澤徹
世界で注目されるアイヌの木調家が挑む、
新たな“カムイ”#情熱大陸 #mbs #tbs #貝澤徹 #木彫家 pic.twitter.com/as1zTuxTlU— 情熱大陸 (@jounetsu) May 24, 2020
名前: 貝澤徹(かいざわとおる)
生年月日:1958年9月11日
年齢: 61歳(2020年5月現在)
出身地: 北海道沙流郡平取町二風谷
職業: 木彫家・アイヌ文化活動アドバイザー
貝澤徹さんの経歴は?
今夜23:00~「情熱大陸」
木彫家/貝澤徹直木賞受賞作『熱源』や漫画『ゴールデンカムイ』により注目を浴びるアイヌ文化。
海外でも高い評価を受ける、その真髄に迫る―。#情熱大陸 #mbs #tbs #アイヌ文化 pic.twitter.com/MqHkqOjORk
— 情熱大陸 (@jounetsu) May 31, 2020
1958年9月11日に北海道平取町の二風谷(にぶたに)で3人兄弟の長男として誕生した貝澤徹さんはアイヌを継ぐ1人です。
二風谷とはアイヌの聖地とされている場所なのだそう。
明治時代、木彫の名工と言われた貝澤ウトレントクさんを曾祖父に持ち、工芸家の貝澤勉さんを父に持つ貝澤徹さんは幼い頃から工芸に囲まれた環境で育ち、高校を卒業すると実家の工芸品店の跡を継ぎ、家業の木彫りを始めることになりました。
最初は店先で観光土産を制作していた貝澤徹さんでしたが、20歳の頃に北海道を代表する木彫家の藤戸竹喜さんが創った小さな熊の写実彫刻と出会い、それが転機となり写実的な動物を彫り始めたのだそう。
観光土産の熊と木彫の熊では全然違っていて、衝撃を受けたそうです。
20歳の頃から30代半ばまでは動物などを彫っていた貝澤徹さんですが、曾祖父の貝澤ウトレントクさんのイタ(お盆)を複製したことがきっかけとなり、アイヌ文様を彫り始めたそうです。
その後、曾祖父から引き継ぐアイヌの伝統的技法を継承しながらも独自の感性で現代アートを融合させ、オリジナルの創作に取り組みました。
今では数々の博物館などに作品が展示される木彫家として大活躍されています。
貝澤徹さんのお店(工房)の場所はどこ?
貝澤徹さんのお店は『木彫・アイヌ伝統工芸・アクセサリーのお店”北の工房つとむ”』と言います。
このお店では、アイヌ文化を継承した伝統的な工芸品から、アイヌの伝統的な技法を使った現代的なアート作品や小物、アクセサリーなどがお土産物として販売されています。
『北の工房つとむ』の電話番号や地図・行き方は?
<北の工房つとむ>
所在地: 北海道沙流郡平取町字二風谷74-12
電話番号:01457-2-3660
営業時間:8:00~18:00
休業日: 不定休
アクセス:新千歳空港から車で約1時間
① 新千歳空港から道道130号線を進み国道36号線に入る。
② 国道36号線から日高自動車道に入り「日高富岡IC」で日高自動車道を出て国道237号に進む。
③ 国道237号に入って約17kmで目的地『北の工房つとむ』に到着。
地図:
貝澤徹さんの作品紹介!大英博物館に展示されている作品とは?
貝澤徹さんの代表的な作品をいくつかご紹介します。
● 『イウォルン・パセ・カムイ』
地下鉄「札幌駅」の地下にある、アイヌ文化を発信する空間「ミナパ」のシンボルオブジェの”シマフクロウ”
● 『アイデンティティ』
アイヌ民族を表現した作品。
上着のファスナーの隙間からアイヌ文様が見えていますが、これは「外見はみんなと同じでも内面にはアイヌの精神を秘めている」という表現なのだそうです。
● 『ウコウク(UKOUKU)/輪唱』
昔のアイヌ民族のお婆さんをきっかけに、入れ墨の風習を立体物として残したもの。
● 『ケウトゥムカンナスイ /精神再び』
アイヌの守り神「シマフクロウ」が孵化し、殻を破って卵から出ようとする瞬間を表現したもの。
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貝澤徹さんのアトリエで作品は購入できるの?値段は?
貝澤徹さんの作品は「北の工房つとむ」で購入が可能です。
でも、お値段が・・
小さな可愛いキーホルダーやブレスレット、工芸品のイタまで購入ができるようですが、今のところ、お値段がはっきりわかりませんでした。
ただ、イタ(お盆)のお値段は楽天市場などの通信販売の価格から考えて、1万円強~10万円くらいだと思われます。
詳しい価格についてわかりましたら、また追記します。
とまぁ、こんなに長々とツイートするほど素敵な時間を過ごせたってことです。貝澤ご夫妻、本当にお世話になりました。奥様にはコーヒーやお菓子まで頂きご馳走様でした。
この世に一本しかない自分だけのマキリ。今から楽しみで仕方ない!#北の工房つとむ#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/IVOeAB5w6a— aurora (@Aurora_Uran) March 14, 2019
こちらは二風谷の貝澤徹さん制作のイタ(角盆)です。
二風谷を訪れた際に初めて徹さんの工房に立ち寄り、最初に購入した作品になります。
素材はクルミで同じようなイタが2枚あって迷ったのですが、徹さんおススメのこちらを選んで購入しました。#貝澤徹 #イタ #二風谷 #北の工房つとむ pic.twitter.com/hhUqXdntKN— トノ(ヒロ) (@kotankorkamuy) May 25, 2020
どれもこれも素敵です。
北海道に行った際には是非立ち寄らせて頂きたいですね。
貝澤徹さんの作品は通信販売でも買える?
ネット販売(通販)があるのか調べてみたら、楽天市場やYahooで貝澤徹さんの作品が販売されていました!
が、、¥74800円(税込)で貝澤徹さんの二風谷イタが販売されていたようですが、今は残念ながら売り切れでした。
また楽天ショップ「みんげいおくむら」でも、貝澤徹さんの作品を取り扱っていました。
でも、今チェックしてみると、やはり売り切れでした。。
こちらのお店では木彫家の貝澤徹さんと高野繁廣さんの作品をアイヌの木工芸品として販売していますが、、
確認してみると、今は貝澤徹さんの作品は売り切れなのか販売されていないようです。
こちらのコースターは高野繁廣さんの作品だと思いますが、販売されていましたのでご紹介します。
貝澤徹さんの作品もまた再販があるかもしれませんのでチェックしてみてください。
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『ゴールデンカムイ(漫画)』ファン必見の物とは?
アイヌの主人公が活躍する人気漫画「ゴールデンカムイ」や、直木賞受賞作の歴史小説「熱源」はアイヌの文化に触れたマンがであり、小説です。
● 熱源
明治維新後、樺太(サハリン)のアイヌに何が起こっていたのか。
見たことのない感情に心を揺り動かされる圧巻の歴史小説です。
「熱源」は読んだ人たちの満足度の高さが口コミやレビューからわかります。
とても面白そうな本です。
● ゴールデンカムイ
↑↑大人気のゴールデンカムイ、1巻~最新刊の21巻までの全巻セット(新品)です。
「マンガ大賞2016」受賞、「このマンガがすごい!」オトコ編2位の大人気漫画ですね。
この「熱源」や「ゴールデンカムイ」により、多くの人がアイヌの文化、自然との共存を模索する姿や精神性に魅せられ、アイヌ民族への関心を寄せる人が急増しているそうです。
そこで、アイヌに興味をもった人たち、特にゴールデンカムイファンにとってはアイヌの血を受け継ぐ貝澤徹さんのアトリエ「北の工房つとむ」は密かに聖地となっているようですね・・
そして、そのお店の奥の方に入って行くと、ゴールデンカムイファン必見のものが置いてあるらしい!ということで調べてみました。
それは・・・
ゴールデンカムイ作者である野田サトルさん直筆のサイン入りの本やポストカード、フィギュアなど『金カム』のグッズが沢山置かれている!ということでした。
感動😭❤#ゴールデンカムイ#平取町#北の工房つとむ pic.twitter.com/SLe3vHu7XQ
— なかむさん🕸 (@ribxx96) February 10, 2020
マキリ以外にもご夫婦で金カムの参考品を色々作成されてるそうで野田先生の凄く綺麗な杉本アシリパさんサインとか漫画にもたくさんサインとか金カムグッズを見せて貰えておじさん親切だったー!! #ゴールデンカムイスタンプラリー #平取町二風谷アイヌ文化博物館 #北の工房つとむ pic.twitter.com/bHc3fy4xdL
— はつね (@kiyokageh) August 21, 2018
あと、なんで軍服着せて行かなかったんや…的な。現パロデート!と意気込んだのがあかんかったwwww
ちなみに、私はおとのしんとお揃いの服です。はい。 pic.twitter.com/IQswbdayWv— かおり (@kaori_open_2) July 28, 2019
貝澤徹さんが制作した「マキリ」が漫画『ゴールデンカムイ』に登場するようですね。
『ゴールデンカムイ』8巻の表紙に貝澤徹さんのマキリが出ているそうな。
ファンにとっては”北の工房つとむ”が聖地みたいな感じなのでしょうね。
ゴールデンカムイは海外でも人気が高いようなので、貝澤徹さんの木彫品は海外でも更にも増して注目されているのでしょうね。
アイヌ民族や貝澤徹さんの作品に私もとても興味を持ちました!
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