「世界の何だコレ!?ミステリー」でナダル隊員が調査する都市伝説スポットの場所は大分県のどこの寺でしょうか。
またその寺にある石像500体の中には必ず自分と似たような顔をしている石像がいると言われており、その自分に似た石像を見付けることが出来たら石像が語り掛け助言をしてくれる、という伝説があります!
それは本当かうそか!?
五百羅漢像(ごひゃくらかんぞう)と言われる500体の石像についての口コミなどを元に、助言の有無やご利益についての真相を調べてみました。
石像500体がある大分県のお寺とは?
世界の何だこれミステリーでナダルが訪れる大分のお寺には500体以上の石像があり、どれか1体が「自分の顔」と似ているものがあって、それが語りかけ、助言をしてくれると言われているそうですが、、
いったいそれはどこのお寺でしょうか。
大分県にはそれらしいお寺が2つあるんです!
1つが「五百羅漢寺(=羅漢寺)」で、もう1つが「東光寺五百羅漢(=東光寺)」になります。
五百羅漢寺は日本国内の羅漢寺の総本山であり、三大五百羅漢の1つです。
そして東光寺五百羅漢は五百羅漢寺の分院になるそうです。
どちらの寺にも500体の石像(五百羅漢)が安置されています。
羅漢寺(らかんじ)には日本最古の五百羅漢(545体)がありますが、その他にもたくさんの石像があり、全てを合わせると3700体にもなる石仏が安置されています。
番組の情報と比べると石像の数が多すぎ!ですね。
それに羅漢寺は山門から先は撮影禁止なので、番組撮影も難しいでしょう。
東光寺(とうこうじ)にある五百羅漢は521体なので、番組情報と重なります。
というわけで、「何だコレ!?ミステリー」の番組で取り上げられるお寺は「東光寺(東光寺五百羅漢)」で間違いないと思われます。
どちらのお寺も一見の価値ありで、近くに行く際は是非立ち寄りたいパワースポットです。
大分県の羅漢寺の場所とアクセス方法
羅漢寺の場所と情報はこちらです。
住所: 大分県中津市本邪馬渓町跡田1501
電話番号:0979-52-2538
料金: 入場無料(参観料大人300円・小人100円)
駐車場: たくさんあります!(無料)
営業時間:9時~17時(年中無休)
アクセス:JR中津駅より大交北部バス邪馬渓・日田方面行きで「中島」停留所で下車し、徒歩20分。中津インターチェンジより国道212号線から国道500号へ入り、約1.5キロ(25分)
ホームページ:https://www.city-nakatsu.jp/doc/2014100700010/
備考: 山頂まで観光リフトあり(山頂までリフト往復で800円)
※金額は税込みが税別かの記載はありませんでした。直接お問い合わせください。
荒々しい岩山、羅漢山の中腹に位置する羅漢寺は、大化元年(645年)にインドの僧、法道仙人がこの岩山の洞窟で修行したことから開基された寺、日本三大五百羅漢の一つです。
羅漢山の中腹に位置する羅漢寺は、本堂が羅漢山の岩腹に張り付いたように建てられています。
だから、山門までは観光リフトを利用する(途中下車で約3~4分)こともできますし、傾斜のある石段や石畳を30分ほど歩いて、参道を登って行くこともできます。
山門を入り少し行くと、境内に無漏窟(むろくつ)または五百羅漢窟と呼ばれる洞窟があり、そこに様々な表情をした五百羅漢が安置されています。
この五百羅漢の中には自分の顔や家族の顔が必ずある!この中のどれかだ、と言われているそうですよ。
羅漢山の中腹に位置する。岩壁に無数の洞窟があり、山門も本堂もその中に埋め込まれるように建築されている。洞窟の中に3700体以上の石仏が安置されており、中でも、無漏窟(むろくつ、無漏洞とも)の五百羅漢は五百羅漢としては日本最古のものである。無漏窟の釈迦三尊像、五百羅漢像などの石像群は2014年8月21日に国の重要文化財に指定された。
山肌に寄り添うように建築された山門や五百羅漢が安置されている無漏窟、邪馬渓を見渡せる本堂など、見どころ満載です。
大分県の東光寺の場所とアクセス方法
東光寺(ナダルが訪れた寺)の場所と情報はこちらです。
住所: 大分県宇佐市大字江須賀1754(柳ヶ浦高等学校の北側)
電話番号:0978-38-3830
料金: 参拝料100円以上(お賽銭箱に入れるお金)
駐車場: 無料10台・トイレ完備(和式)
営業時間:定休日なし
アクセス:JR柳ヶ浦駅から徒歩20分・車で5分~10分、宇佐インターチェンジから車で15分
東光寺には喜怒哀楽の表情、美笑醜渋の四面相の五百羅漢があり、一体一体の表情が豊かで個性的な羅漢(石像)です。
だから、自分や知人・有名人などに似た顔の羅漢を探したりして、いつまでも見飽きることがないそうですよ。
東光寺の五百羅漢は安政6年(1859年)に、15代住職の道琳が干害に苦しむ農民を救いたいと当時著名だった日出の石工(吉野覚之丞)に依頼して1859年~1883年(明治15年)までの24年間に521体もの羅漢像を掘り上げました。
五百羅漢とは?
五百羅漢とは仏陀に常に付き添った500人の弟子のことを指しています。
または仏滅後その教えを広めていこうと集まった阿羅漢(あらかん)達のこと、だそうで、修行を積んで悟りを開いたものの称号であり、仏教において最高の悟りを得た尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことを言うそうです。
石像(五百羅漢)が助言をくれるのは本当?ウソ?
「世界の何だコレ!?ミステリー」ではお笑い芸人のナダルが石像から有難き助言を頂くべく、石像(五百羅漢)の前で願いを込めながら一晩を過すようですが、果たして石像からのお言葉は聞こえるのでしょうか。
自分に似た石像が語り掛けてくる!ということらしいのですが。。
番組の結果は視聴後に追記するとして、実際のところ、石像から助言を頂けるという話は本当なのでしょうか?
それともウソ・・・?
口コミ情報などを調べてみましたよ。
大分県の羅漢寺の口コミ情報
中大兄皇子 大化の改新の年645年(大化元年)に
天竺から渡来してきた法道仙人がこの岩山の洞窟で修行
したことが始まりで日本三大五百羅漢の一つです。急な傾斜の岩山に作られた山門が年代を感じます。
傍に菊池寛の「恩讐の彼方に」青の洞門。#恩讐の彼方に #菊池寛 #羅漢寺 #五百羅漢 pic.twitter.com/9SMiBU6ehD
— tenchi (@tenchi66375705) 2018年11月18日
日本中の羅漢像の総本山、羅漢寺なう
境内写真禁止でお見せできないですが、紅葉と羅漢像のコラボ素晴らしいです、必見!
リフト利用がオススメですよ。#羅漢寺 #ツーリング pic.twitter.com/tauLNIdoWx
— さすライダー&ライター (@SasuRider0420) 2018年11月20日
耶馬渓橋の次は古羅漢と羅漢寺、探勝道をご案内いただきました。ところどころに鎖を持って登り降りする場所もありましたが、羅漢像をはじめとする石像の数々には驚きました。耶馬渓を訪れたなら観るべき宗教景観だと思います😊#日本遺産 #japanheritage #耶馬渓 #古羅漢 #羅漢寺 pic.twitter.com/iKGg6UGiL4
— 川口武彦 (@preceramic) 2018年10月18日
当然と言えば当然ですが、石像の声を聞いた!という口コミはありませんでした。
でも、参拝された方の口コミやブログなどを見てみると、「威厳を感じた」「来て良かった」「異国のような雰囲気」「唯一無二の素晴らしいお寺」「心が洗われます」「霊気を感じた」などなど、
壮大・雄大・圧巻・最高!といった言葉が並んでいました。
石像の声を耳で聞くことはなくても、心の中に何か響いたことは間違いないようですよ!
五百羅漢像を見つめているうちに、いつの間にか悩み事や迷いが消えているようです。
大分県の東光寺の口コミ情報
東光寺五百羅漢
あなたに似た顔はありますか? pic.twitter.com/iR3AsUtLzy— きなこ (@konkonkinakon) 2016年12月31日
最後のスポットは東光寺の五百羅漢!
自分に似た顔を探して楽しめます( ´ ▽ ` )#gw #国東半島 #東光寺 #五百羅漢 pic.twitter.com/UxuQuqVR2Q— 江村梨紗@6/22オンラインライブ (@Lisha_xingfu) 2018年4月29日
東光寺の石像からの助言情報も口コミからは見つけられませんでした。残念・・
でも羅漢寺と同じく、訪れた人の心はスッキリ洗われるようです!
”石像から有難い助言を頂ける”というのはウソとも言い切れず、、それぞれの心に届いたり、頭にスッと入ってくる言葉があるのだと思いました。
だから、この話は本当なのだ!と私は思います。
ちなみに余談ですが、別番組「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説」のなかで大分の”石伝説”を調査した、あばれる君。
東光寺を訪れていましたよ!
500体以上の羅漢像の中から自分に似ているものを見付け、その石像から金言をもらうべく過酷な修行に挑んだ結果、邪念を取り除くことができたあばれる君は羅漢からアドバイスを頂いたそうです!
耳元でささやくように聞こえた、という助言は・・
「もっと前に出てしゃべれ」
だったそう。 笑
500体の石像(五百羅漢像)のご利益とは?
500体の石像(五百羅漢像)のご利益は、なんとなんと「縁結び」と「悩みを取り除いてくれる」ということが情報としてありました。
自分の心の中を覗きながら自分に似た石像を探すなかで、悩みがかき消されていくような羅漢パワーがきっとあるのだろうと感じてはいましたが、縁結びのご利益まであるとは!
羅漢さま、いいですね。
まとめ
大分県にある石像500体の寺の場所は2か所あり、1つは中津市にある「羅漢寺(=五百羅漢寺)」、もう1つは宇佐市にある「東光寺(=東光寺五百羅漢)」ということがわかりました。
「世界の何だコレ!?ミステリー」の番組でお笑い芸人のナダルが訪れた場所は、500体以上の石像があり撮影も可能だっと、ということから考えると東光寺ではないかと思います!
自分と同じ顔をした石像から助言を聞けたという話は、色々調べた結果、残念ながら見つけることができませんでしたが、お寺を訪れ五百羅漢像を拝見した人たちは皆さん、”心が洗われるような気持ち”を味わっているようですよ。
だから、石像の有難い言葉が心に届く!という意味では本当だと言えるのではないでしょうか。
あばれる君は聞こえたみたいですしね。。笑
ぜひ参拝し、助言を頂きたいですね。
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