珠算(そろばん)をする効果の1つに、数字に強くなり更には暗算が得意になる!できるようになる!というメリットもあります。
それは中学受験だけではなく高校受験や大学受験にも有利に働くことでしょう。
ここでは暗算の進め方やコツ・早くなる方法と、暗算ができることでの効果についてお伝えします。
暗算はできるようになる?珠算から暗算への進め方とは?
そろばんを習えば暗算ができるようになるのでしょうか・・
これは、、ある程度の級まで達しないと結局そろばん(珠算)も暗算も身に付かないと私は考えています。
更に、珠算だけではなく並行して暗算の訓練もしていかないと暗算は上達しないのではないかと思います。
ではどのように暗算のトレーニングを進めていくのがいいか・・・
小3で暗算検定1級を取得した息子の進め方をご紹介します。
ちなみ、息子は小3の時に珠算2級、暗算1級に合格しました。
私自身は(昔の話ですが、、)そろばん教室に1年度ほど通い、小4くらいの時に珠算3級をとって、パッとソロバン教室を辞めてしまい、暗算はほぼ出来ません。。
ソロバンを始めた時期が遅すぎたのか、ソロバン経験が短すぎるのか、、
暗算のトレーニングを一切やらずにそろばんを辞めてしまったのが悪かったのか、、
頭にソロバンをイメージすることは出来きません。
暗算ができる息子とできない私の違いを考えた時、ハッキリとした違いは暗算を珠算と並行してやったかやっていないか、ということです。
そしてまた1つのポイントになるのが、暗算の練習をスタートさせた時期が息子は早かった、ということです。
3歳までの幼児期は右脳が優位と言われています。
高速処理を行う”右脳”を使ってイメージで処理していく「そろばん式暗算」はなるべく早い時期から取り組んだ方が良いのかもしれませんね。
でも小学生から始めても十分習得は可能ですよ。私の母は大人になっておばちゃんになっても暗算が本当に得意でしたから!
息子は初め珠算だけをやっていましたが、珠算検定5級に合格したくらい(小学1年生)から、暗算もやりはじめました。(そろばん教室の先生の指示です)
暗算検定10級はとても簡単で、暗算を始めたばかりの頃から10級などはスイスイと解いていましたよ。
以上の私自身の経験と子供の結果から、ある程度ソロバンができるようになったら、暗算も並行してやっていくことが、そろばん式暗算上達の1番のポイントだと感じています。
暗算トレーニングにはフラッシュ暗算の無料アプリも有効的!
そろばん教室ではフラッシュ暗算を導入している教室もあります。
パソコンやスマホなどの画面にフラッシュ式に出てくる数字を足し算するものです。
息子の教室では通い始めてしばらく経ってから導入されました。
暗算2級か3級取得まではフラッシュ暗算のトレーニングはやっておらず、ただ暗算の検定問題集を日々少しずつ練習していました。
フラッシュ暗算は普通の紙に問題が記載されている通常の暗算とは違って、PCの画面にパッパッと数字が表示され、それがどんどん出ては消えていくので、更に高度な処理能力が必要になりますね。
でもフラッシュ暗算と言っても計算そのものはソロバン式暗算です。
珠算からの暗算練習を地道に続けていけば、フラッシュ暗算もすぐに慣れていきますよ。
また教室でフラッシュ暗算に取り組めない(やっていない)場合などは、スマホの無料アプリを利用してフラッシュ暗算の練習をすることもできますので、試してみてくださいね。
暗算の練習にとてもおすすめです。
スマホ画面に、設定した間隔で、設定した桁数の数字が、設定した数だけ表示されるようにできますのでとても便利ですよ。
うちの子は書かれた数字をみて暗算はできますが、口頭で数字をババーッと言っても「(数字を)書いてくれないとわかんなくなる~・・」と言って答えられないこともあります、、
フラッシュ暗算をもう少し訓練する必要があるなと思います。
暗算が早くなる方法・コツは?
何事も1日にしてならず、、ではないでしょうか。
暗算も急に早くなることはないでしょう。。
毎日の訓練、地道な努力の積み重ねの上に成り立っていると思います。
毎日少しずつでもいいから珠算&暗算をやる!
それをひたすら続けることが早くなる方法だと思います。
毎日続けるコツを考えると、、
負担にならない程度がいいのではないかと思います。
子どもであればなおのこと、集中力は続きません。
15分くらいで終える量を毎日の日課にし、それが終わればゲーム15分OK!のように小さなご褒美をあげるのが、子どもが楽しく続けられるコツだと思います。
お試しください。(笑)
珠算や暗算は中学受験・高校受験・大学受験に有利?有効?
ソロバンは脳を活性化する、ということは科学的にも立証されているそうです。
そして集中力や計算力、記憶力など色々な力も養っていくことができるように感じていますので、そろばんを習うことは受験に有利に働くと言えると思います。
ただし計算力でいうと・・
ソロバンを受験の会場に持ち込むことは当然できませんので、やはり暗算が出来るようになるまでは頑張って続けていく、という決意を持ってソロバンを始めた方がいいと思います。
息子は今、珠算2級、暗算は1級ですが、まだまだパパッと大きな桁の数字までを計算することは難しいようです。。
暗算1級合格で、3桁×3桁くらいまではなんとかいけるかな~(微妙)、という感じです。
だから段位を取らせたいなー、と思いますし、パパッと暗算ができると受験にも断然有利だと思います。
ちなみに、暗算の段位認定試験の問題は1級のテストとは比べ物にならないくらいの量と難しさです!
見取り暗算 30問 - 制限時間4分
かけ暗算 60問 - 制限時間3分
わり暗算 60問 - 制限時間3分
制限時間10分で150問!!
そして、問題がとんでもない・・
(小数点はないけど、桁数でいうと珠算検定の2級くらいの問題ですよー。ビックリ!)
う~ん、段位を取ることが出来れば、一生計算に困ることはなさそうです。。
暗算1級の問題
<制限時間:12分>
- みとり暗算 20問
- かけ暗算 30問
- わり暗算 30問
全80問で、500満点。
合格は400点以上(8割以上)
ざっくりですけど、1問を9秒で解いて書いていかないといけません。
暗算1級の検定試験は、8割以上の得点(400点以上)で1級合格となりますよ。私には全然無理です・・
珠算1級の問題
<制限時間30分>
- みとり算 10問
- かけ算 20問
- わり算 20問
全50問で、300点満点。
合格は240点以上(8割以上)
珠算1級も8割以上正解して合格です。
確か・・暗算も珠算もそれぞれ「みとり」「掛け算」「割り算」で最低限とらないといけない点数があったと思います。(すみません、先生に今度聞いてみます)
こちらは1問36秒で解いて答えを書いていかないといけませんね。
小数点もあり桁も多いので、それだけで拒絶反応がでます、、
中学受験、高校受験、大学受験そしてその後、、
暗算で段位までとることが出来れば、間違いなく数学(算数)や物理など計算問題はパッと答えがでるので、試験に有利なことは間違いありませんね。
社会人になっても暗算は色々な生活の中で役立ちます!
計算が頭でできてしまうので、筆算をせずとも計算ができます。
そうなると問題を解くスピードが断然速いので、テストの見直し時間など余裕が生まれますね。
試験自体を有利に進められるのはもちろんですが、内申書や履歴書に資格として記入することもできますので、プラスαの得点を得ることができるかもしれません。
珠算(そろばん)を習ったならば、ぜひ暗算も並行してチャレンジしていくようにしましょう!
一生の宝物になるかもです。
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